うちだ鍼灸整骨院
うちだ鍼灸整骨院

診察時間:月~土 ⁄  8:30~12:30、15:00~20:00
(土曜は16:30まで) 休診日:日曜日・祝日

藤沢市で「肩こり・腰痛・膝痛」に強い鍼灸整骨院

ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)どけるばんびょう

病態

母指にはいくつかの腱(けん)というヒモがついています。そのうちの2本が手首の母指側にある腱鞘(けんしょう)の中を一緒に通ります。腱鞘の部分で、腱の動きがスムーズでなくなり、炎症が起こると痛みや腫れがでてきます。

原因

母指の使いすぎの刺激の為、腱鞘が肥厚したり腱の表面が傷んだりし、その為に一層刺激が強くなるといった悪循環が生じます。

妊娠後や産後、更年期のホルモンバランスが悪くなる時期に多いです。また、スポーツマンや指をよく使う人にも多いです。

治療

痛みが強い時は、局所の安静で刺激を少なくしましょう。時には、固定具で手関節を固定することもあります。炎症の強い時は、冷やす方が良いので冷シップをしましょう。鍼灸治療や周りの筋肉をほぐすことで痛みを軽減することができます。病院では、腱鞘内に局麻剤入りステロイド注射をして、炎症、痛み、腫れをおさえます。治療してもなかなか良くならない場合は手術で腱鞘を切ることもあります。ですが、手術は最後の手段です。使いすぎの病気ですので、時間がかかることもありますが、根気よく治療すると良くなりますので頑張りましょう。